【消防士を目指す】東京消防庁の採用について、採用数、試験内容、日程、他消防との違いを知ろう!
消防士になりたい!と思った人の大半の人が、まず調べるところが「東京消防庁」だと思います。また、全国的に消防士と言えば「東京消防庁」と言っても過言ではありません。
東京消防庁は世界で最も大きい消防組織であり、もちろん日本でもダントツの規模を誇っています。日本で2番目に大きいのは大阪市消防局ですが、それでも東京の1/6か1/5程度の規模しかありません。
受験者数も圧倒的に多いですが、その分合格者数も圧倒的に多いです。合格者数が多いという事はチャンスも多いという事です。
採用数について
毎年、専門系、Ⅰ類、Ⅱ類、Ⅲ類等を合わせて約10,000人程度が受験し、合格者数が約1,000人ぐらいに推移しています。
一時期は15倍ぐらいの倍率の時もありましたが、昨年度は7.1倍と全体的に下がってきている状態です。なので、今が結構チャンスかも知れません。
試験内容について
東京消防庁の試験は、基本的な公務員試験と同じです。
しかし、東京消防庁の試験の特徴として、「理数系」の問題が多く出題される傾向があります。
例えば、普通の自治体が数学・物理の問題は多くて2問程度のところ、東京消防庁の試験では少なくても3問多いと4問程度出たりします。その他にも数的処理等の問題も少し難しかったりするので、理系の人は有利かもしれません。
また、試験会場が東京だけでなく大阪等でも実施しているのも特徴的です。
日程について
試験の日程も東京消防庁は、他の自治体と比べると大きく違いがあります。
一番の違いは試験が2回あること。次に2回試験がある事で、1回目の試験がかなり早めに実施されることです。
普通の自治体では、試験は年に1回です。それが2回チャンスがあるというのは採用人数が多い東京消防庁ならではだと思います。
他消防との違いについて
①採用人数(他本部の何倍、何十倍)
②試験内容(理数系に有利)
③試験回数(試験会場も複数ある)
大きな違いは先に述べた通りこんな感じですが、面接や論文についても力を入れているのも特徴であるので、次回試験内容について詳しく説明していきたいと思います。
まとめ
今回は、東京消防庁の採用情報について説明しました。消防士になろうと思う方は一度は入ろうかと考える組織だと思います。どうせ消防士になるなら日本一・世界一の消防組織で働いてみてはいかがでしょうか。ライバルも多いですが、意外と入るコツがあるかもしれません。
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